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気ままに山歩き 気ままに日記


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2005年】

【01/30 朝里岳】 【02/12〜13 三段山】 【02/19 ニョロニョロ】 【02/26 穂別坊主山】 【03/06 真駒内・桜山】 【03/20 三段山】
【04/30 恵山】 【09/10 旭岳】 【09/19 ニセコアンヌプリ】 【09/24 白湯山】 【11/05 黒松内岳】



2005/11/05 (土) [黒松内岳]

晩秋の黒松内岳に登りました。一昨日の文化の日にもブナの紅葉を見ようとやって来たのですが、ニセコを過ぎたあたりから雨が降り出したので山に登るのは諦めて道の駅のスタンプを押して、温泉に入って帰ったばかりでした。
春に道南の大千軒岳でも雨に降られて中止しているので道南の山にはフラれっ放しです。今回は2度あることは3度あるになるか、それとも3度目の正直になるか?

登山口には1台の車が止まっているだけの静かな山歩きになりそう。熊出没注意の看板があるのでザックに熊鈴を付け、熊除け(魔よけじゃないって?)のスプレーを腰につけ出発です。

登山口からいきなりの階段歩きが始まり結構急な登りが続きます。ブナの紅葉はもうすっかり終わってしまい落ち葉を踏みしめ秋の香りを感じながら歩きます。
この時期は花が咲いている訳でもないし、紅葉も終わってしまったけれど、木々の葉が落ちて野鳥の観察がしやすくなるし、きれいな色の草や木の実がなっていたりと森は宝石箱のようです。アカゲラとツルリンドウの実を発見しました。

歩き出すとすぐに暑くなって半袖のTシャツになりました。11月に入って半袖で山歩きをするなんてことは珍しいかも知れませんね。稜線に出た時の涼しい風が気持ち良かったです。

5合目を過ぎると平坦な尾根歩きに変わり展望も良くなって来ます。黒松内岳の頂上も見えて来ます。

尾根から登山道が薄っすら見えているのがわかりますが、殆ど直登に近く急峻で、9合目を過ぎると湿った泥で足場が悪く笹につかまりながら慎重に登りました。この核心部分を過ぎると頂上はすぐでした。

「夏山ガイド」では登りが2時間10分になっていたので、ゆっくり登っても2時間くらいかと思っていたら、休憩を入れても1時間20分くらいで着いてしまいました。あまりの速さに「ここが本当に頂上か?」と疑ったくらいです。(笑)

ポカポカ暖かい頂上でおやつを食べて景色を眺めて下山しました。久々に太陽にあたったので少し日に焼けたかも?
頂上で会った札幌から来たと言う単独の女性、「新聞でブナの紅葉が見ごろだって載ってたから来たんだけど…」と、もうすっかり終わってしまった紅葉にがっがりしていました。

いつも簡単な山ばかり登っていたらトレーニングにならないので、これくらい急な山に登るのもたまには良かったし、面白かったと思いました。


2005/09/24 (土) [白湯山]

3連休の2日目は阿寒湖の近くにある「白湯山」に登りました。近くまで行ったついでに短時間で登れる山がないか探していたら標高が950mで往復2時間ハイキング+アルファの体力で登れると書いてあった山です。

阿寒湖畔スキー場のゲレンデから登り始めます。事前に地図を入手できなかったので登山口のネーチャーハウスでパンフレットをもらいました。ネーチャーハウスだから、若いお姉さんがいると思ったらおじいさんが1人いるだけで、ネーチャンハウスではなくジーチャンハウスでした。(^_^)v

冗談はさて置いて、雪のないゲレンデを直登するのは思ったよりハードでした。登り1時間程度ならこれもトレーニングだと思って頑張ります。
途中から樹林帯の中の登山道を歩きます。アップダウンがあるけれどゲレンデよりもラクで、階段や木道が整備されとても歩き易いです。

途中に温泉が流れる川があって硫黄の臭いと湯気が立ち込めます。手を入れるとホンワカ温かいです。続いて泥がブツブツと沸騰する「ボッケ」が現れます。温度は97度くらいあるとかで近づくと危険なのでロープが張ってあります。

間もなく展望台(788m)に到着です。白湯山の頂上はまだですが登山道はここまでで、立派な木道が先の方まで続いているのですが白湯山の登山口には戻れないので実質的にここが最終地点になります。
ピークハンターではないけれど頂上に立てないのは残念でしたが、後から聞くと頂上はヤブで展望もないとのことです。

白湯山は地熱が高いので冬でも雪がなく、展望台の周辺には他では見れない苔が青々として生えていました。秋晴れの空の下、阿寒湖と雄阿寒岳がキラキラと輝いて見えました。


2005/09/19 (月) [ニセコアンヌプリ]

3連休の最後は大雪の紅葉は諦めて比較的お天気が良さそうなニセコに行くことにしました。
紅葉はあまり期待できないけれど、短時間で登れる山でまだ登ったことがないアンヌプリに登ることにしました。

五色温泉の近くの「山の家」の野営場の駐車場に車を止めてそこからスタートです。雲が低く垂れ込めていて展望は利きませんが「頂上で晴れれば儲けもの」といつもの楽天志向で歩き出しました。
粘土質に岩が混じった登山道は前日の雨のせいか濡れて泥んこでした。この時期は紅葉には早いし、お花の季節でもないのに結構な人が登っているんですね。

1時間半ほどで頂上に着いたけれどガスで真っ白。風が強いので避難小屋の陰で軽くパンやおにぎりを食べながら休憩しました。
さあ、下山しようかと歩き出すとガスが切れてニセコの山が見え始めました。振り返ると登りにはガスの中だった頂上も紅葉が始まったばかりで薄っすらと色づいた姿を見せてくれました。

下山してから麓の「ニセコ・山の家」の温泉に入りました。小さいけれど源泉かけ流しのなかなか良いお風呂でした。


2005/09/10 (土) [旭岳]

9月に入って気温が下がり紅葉のスイッチが入ったので北海道で一番最初に紅葉が始まる大雪の山に行くことにしました。ラジオで黒岳の紅葉が見ごろと言っていたけれど、黒岳は8月に行ったばかりなので北海道最高峰の旭岳(2290m)に行くことにしました。

旭岳温泉から登っても良いけれど、軟弱なので5合目の姿見駅までロープウェイで行きました。風もなく青空が広がる良いお天気で絶好の登山日和です。
観光客に混じって岩がゴロゴロの登山道をゆっくり&のんびり登ります。南側にトムラウシ山の天辺のギザギザした山頂が見えています。近くにジャンプ台のような忠別岳も見えています。

7合目を過ぎると細かいザレの登山道になり、登りは良いけど下りは滑って恐いかも?と思いながら歩きました。
高度を上げるにしたがってトムラウシがだんだん大きく見えて来ます。登山道が北側にまいているのでトムラウシから離れているはずなのに大きくなるのは不思議だと思っていたら、最初は山頂部分しか見えなかったのが登るにしたがって見える面積が広がるので大きく見えるのだと気がつきました。

旭岳の頂上は見えているのになかなか遠いです。大雪の山々を眺め、地獄谷の荒涼とした岩肌と噴煙に自然の偉大さを感じつつ登るとニセ金庫岩が現れます。ここまで来れば頂上はもうすぐです。

頂上は360度の展望があり大雪の山が連なって見えます。少し風が出てきて体感温度が一気に下がり、手が冷たくて手袋をはきました。風が当たらないニセ金庫岩まで下りてそこでおにぎりを食べてひと休み。

旭岳の紅葉は姿見の池周辺のチングルマとナナカマドの実が色づいた程度でした。エゾオヤマリンドウやアキノキリンソウはもう終わりに近づいています。

軽装で頂上まで行く観光客が多いのは驚きました。北海道最高峰と言っても、2時間弱で登れてしまうのはちょっとありがたみが薄れてしまいそう・・・でもこんなに簡単に素晴らしい景色を堪能できるのはたまには良いですよね。
紅葉が本格的になると訪れる人もピークになるのでしょうね。そして初観雪ももうすぐかな。


2005/04/30 (土) [恵山]

ゴールデン・ウィーク第1弾のメイン・エベントの「恵山」に登りました。
実は昨年のお盆に函館に来た時に登る予定だったのに天気が悪くて登れなかった山です。今回も風は強そうだけど午前中なら何とかなりそうなのでモタモタして気が変わらないうちに出発です。

函館から海岸線の道を潮風に吹かれながら車を走らせるのは気持ちが良いです。BGMは当然サザンでしょう・・・
津軽海峡はコバルトブルーで白い波が爽やかだし、遠くに本州が見えています。
恵山の道の駅の展望台から見た恵山です。気の早いサーファーが波の間を漂っています。海辺の街で育った私にはこのロケーションがすっかりお気に入りになってしまいました。

恵山の登山口はつつじ公園の入り口から更に奥に進んだ所にあって観光客がハイキング気分で登れそうな山です。そんなに急な所もないし、短時間で登れるので夏の山歩き初めには丁度良い山ですが、ただ残念なことに期待していたお花は全くありませんでした。
恵山の頂上から見えた青森県です。こんなに近くに見えるなんて驚きです。

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2005/03/20 (日) [三段山]

三段山の2日目は青空が広がりお日さまが燦々と輝く爽やかな朝でした。前十勝もくっきりと見えています。昨年もこれ以上ないと言うくらい良いお天気でしたが今年も好天に恵まれました。今日も二段目の上までが目標です。雪質は若干重めですがそれ程歩きずらくはありません。ゆっくりですが順調に登って行きます。天気は良いけれど上の方に行くと風が強くなってきます。木の枝についたエビの尻尾がきれいです。
今回は西側の沢を下ることにしました。慣れてきた事もありますが、前回より少し緩やかな林間コースなので少しだけ楽に降りることができました。

山スキーで山に登るのは今回で4回目です。今までは全然楽しいと思わなくて「ナニが楽しくてこんなことしてるんだろう?」と思っていましたが、今回は初めて「もしかしたら面白いかも?」と思えるようになりました。こうやってだんだんハマって行くんでしょうね・・・

白銀荘の雪庇 北風と太陽の旅人風モンスター 前十勝岳

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2005/03/06 (日) [真駒内・桜山]

毎週のように週末はハードに過しているので今週は静かにしていようと思ったけれどお天気に誘われて出かけることにしました。長靴を履いてスノーシューだけ持って昨年の1月にも行ったことがある真駒内の桜山を再訪することにしました。

真駒内団地と藻岩山 雑木林の中の遊歩道を歩く

桜山は地下鉄の真駒内駅から歩いてすぐの所にあって周囲は街が見えるので1人でどこを歩いても迷う心配がないので安心です。
歩くスキーのコースの1番から斜面を登りショートカットして16番まで行きました。前回来た時に見つけられなかった恵庭岳が良く見えるポイントを探すことと、キレンジャクを見ることが目的です。
高いところに登れば景色が開けて恵庭岳が見えるのではないかと思ったけれど、回りは雑木林に邪魔をされて何も見えません。お目当てのキレンジャクは姿も声も見つけることはできませんでした。

仕方がないので帰ろうと思った時、雪の山が小高くなっていたので登って見ることにしました。急な斜面を直登するのにはストックがなければ無理なので手で雪をかき分けながら登りました。周辺の団地の窓から誰かに見られたら変な人がいると思ったかも知れません。(笑)
苦労して登ったけれど、やぱりそこからも恵庭岳は見えませんでした。

結局、恵庭岳もキレンジャクも見れなかったけれど、春の日差しの中を1時間くらいスノーシューで歩いて良い汗を流しました。まだ雪がたくさん積もっているけれど、ヤドリギの緑が少し濃くなっているように見えました。少しずつ春になる準備が始まっているんですね。またお花が咲く頃に来たいなぁ〜と思って帰って来ました。


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2005/02/26 (土) [穂別坊主山]

穂別町の坊主山に山スキーで行って来ました。
山のお仲間のあかねさんから「トマムリゾートに行きませんか?」とお誘いのメールを頂きました。今年からスキーを始めたばかりの私は、まだスキーで山に行くのは無理だと思っていたので、トマムならスキー場でゲレンデスキーが楽しめると気軽に参加の申し込みをしました。

準備段階で1日目は山に登る計画が持ち上がって、その山の地図を見ると1箇所は急な所があるけれど、殆どが緩やかな斜面で初心者向けの山なので私も一緒に山スキーで行くことにしました。

札幌に集合して3台の車に分乗して穂別まで向かいます。朝は霧がかかっていたけれど、夕張を過ぎる頃には真っ青な空が見えてきます。週末に晴れるのは久しぶりのことなので気分は最高に盛り上がります。

登山口に着いた時には青い空にお日さまが輝き、日焼け止めを付けてサングラスをして出発です。
林道から樹林帯を抜けて、時々振り返っては日高の山並みを眺めなからポカポカ陽気の中をワイワイ登りました。
「大丈夫かな?帰れるかな…」と心配になるけれど、「大丈夫!時間はたっぷりあるんだからゆっくり降りればイイっしょ。」と励まされながら・・・
坊主山は名前の通り頂上付近に木はありませんが形は尖っていて急峻で、ちょっと意外でした。

意外と急峻な頂上 頂上からザックをデポした地点を見下ろす(photo:山彦さん)

頂上の手前の平らな所まで行ったら、そこから先は急斜面なのでスキーで滑って降りる自信がないし、帰りの事を考えたら体力を残して置きたかったし、頂上まで行かなくてもここまで来れたことで満足していたので「ここで待ってるから」と言ったのに、豚もおだてりゃ木に登るじゃないけど「もうちょっと上まで行けるよ」とか「大丈夫!いい景色だから来てごらん」とか言われて、とうとう頂上直下まで行ってしまいました。

そこからシールを外して降りるのですがやっぱり恐くて辛かったです。太ももの筋肉が疲れてキックターンが出来ないしボーゲンでも降りられなくなってしまって、遂にザック持ってもらい、スキーを脱いで緩斜面までつぼ足で降りました。
そこからスキーをはいてゆっくり降りて、林道を遠回りをして出発点まで戻りました。何とかケガをしないで帰ることができましたが、ナンだかとっても落ち込んでしまいました。ホテルに着いたら何にもしないで布団を被って寝てしましたい心境でした。



2005/02/19 (土) [ニョロニョロ]

今年もニョロニョロ探検に行って来ました。
今年は山スキーの練習に明け暮れていたのでスノーシューで出かけるのは久しぶりです。
メンバーは師匠のA部さんとO川さんと私はスノーシューでK井さんとO西さんと奥さんのKおりさんはスキーで出発。
先頭を歩く私は久々のスノーシューの身軽さが嬉しくて「そんなに早く歩いてどうするのさ?!」と言われるけれど「だって楽しいんだもん!」とルンルン(死語?)歩きます。
大きな岩を通り過ぎたのでニョロニョロの洞窟はもうすぐだと思っていたら突然 急な斜面にぶつかりました。ニョロニョロまでは川沿いに平坦な道を歩くだけだと思っていたのでおかしいと思ったら洞窟を通り越してしまったらしい・・・3回目なのにお恥ずかしい。少し戻ってニョロニョロの洞窟に到着。

ニョロニョロの前で(photo:onishiさん)

何回見てもニョロニョロは不思議です。今年のニョロニョロは痩せているけど背が高い。洞窟の天井に咲いた氷の華も結晶が大きくてみごとです。トトロもいつもの場所に立っていました。2年ぶりの再会に感激!
空は灰色で徳舜瞥は見えそうもありませんが帰りは丘の上まで行ってみることにしました。上に行くほど風が強くなって雪が横殴りに降ってきます。
風の当たらない場所に雪を掘って椅子とテーブルを作り、特製あんかけラーメンと栗入りぜんざいを作って食べました。寒いので長居は無用、登って来た道を降りてスタート地点に戻りました。


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2005/02/13 (日) [三段山 2日目]

昨夜は夕食の後でI上さん達のグループの宴会に乱入して蛸しゃぶとかワインをご馳走になりスキー談義に花を咲かせたせいか少し飲み過ぎた感じ。9時半にはベットに入ったけれど、部屋は通路を挟んで2段ベットがズラッと並んでいて、夜中に目が覚めるとイビキの大競演となっていたり。そんな訳で目が覚めても頭が重いので朝の露天風呂に入ってすっきりした所で山スキー2回目に挑戦です。

昨日ほど風はないけれど青空は見えません。昨日と同じ二段目の上まで行くことにして出発です。まだ早い時間なので新しい雪が少し積もり、踏み固められずに残っています。ジグを切って登って行くけれどスキーの上に雪が乗っているのでターンをするのも難しいです。そのうち急な斜面の登りになると後ろに滑って登れなくなりました。「あれ?おかしいな…」と思っているうちにバランスを崩して転んでしまいました。「登りで転ぶこともあるんだねぇ〜」と変な所に感心したりして。(笑)



昨日と同じ二段目の上でシールを外し下山の準備です。そろそろ慣れてもいい頃なのに今回もまたモタモタして時間がかかりました。
同じ斜面を2回目なので颯爽と滑りたい所だけれど重たい雪に阻まれて昨日よりも苦戦しました。

恐いと言う気持ちが体に現れて斜面から逃げてしまうので行きたい方向に進んで行きません。キックターンをしようと思ってもゲレンデで練習した時と同じようには出来ません。板の上に雪が乗って足が上がらず遂に転んでしまいました。転べばまた起き上がるのが大変です。もがけばもがくほどハマっていくアリ地獄のようです。体力がどんどん消耗して行きます。

「スキーが雪に埋まるってるから思ったようにターンができない」と不満(?)を言えば「基本通りにやれば深い雪でもちゃんと曲がるから。曲がらないのは基本を忘れているからだよ」とコーチに言われ「だってぇ〜」と言いながら「基本、基本」と念仏を唱えるようにつぶやきながら滑ってみると、あらあらちゃんと曲がるじゃありませんか!
一段目の下の方の踏み固められたトレースは今日も気持ちよく滑りました。ちょっとデコボコがあって「あ、転ぶかも?」と思たけど何回もジャンプして面白かったです。
昨日失敗したキャンプ場に降りる急な斜面は踏み跡が付いてない所を選んでゆっくりボーゲンで滑り降りて無事に通過しました。同じ失敗はしないもんね。(笑)

ところが罠はその後に潜んでいました。駐車場に降りる所で(昨日はその手前でスキーを脱いだのですが)高さは2mもないし簡単に降りれると思ったのでスキーを履いたまま滑り降りたらバァ〜ンと仰向けに転倒しました。またザックに助けられました…。駐車場の平らな所で、スキーを脱いで立ち上がろうとしたけれど板から靴が外れません。誰かに助けてもらおうにも誰も通りかかる人はいません。スキーは外れないしそのままでは立ち上がることもできないし・・・
いつまでも来ない私を探しに来てくれたコーチ曰く「そのまま降りるとは思わなかった」そうです。ホント、最後の最後までお世話になります。


2005/02/12 (土) [三段山 1日目]

行って来ました三段山。
天気予報は吹雪きだし、温泉に入ってゴロゴロしていようと思ったけれど現実は甘くなく専属コーチから「二段目くらいまでなら行けるよ」との事。
確かにここにはこんな天気でも山に登ってるモノ好きがたくさんいるんです。(笑)



雪が降る中を渋々準備して登り始めます。シールを付けたスキーで本格的に登るのは初めてで、登りでも後ろに下がることなく登って行くことができるのに驚き。
山スキーで登ってる人は今までに何回も見ているのに自分で体験すると違った感動があるものです。
スノーシューと比べるとゆっくりだけど歩きに安定感がありました。足にも平均に力は入るのか、部分的な無理がかからず歩き易いです。
時々後ろを振り返り「このくらいの斜度なら滑って帰れるな…」と確認しながら登りました。
でもちょっと急な所を登る時も「斜滑降なら滑れるかも…」と思って登るのであんまり意味がないかも知れません。(笑)

二段目の上まで来ると雪も風も強くなってきたのでそこから滑って降りることにしました。
強い風の中でスキーを脱ぎ、シールを剥がして、またスキーを履いての作業が辛く泣きたい気分です。
やっとの思いで身支度を整えたら下山です。いきなり急斜面を「斜滑降で滑って」と言われたって恐いです。「雪が深くてスピードは出ないから」と言われたってやっぱり恐いです。それでも覚悟を決めてスタート!と思っても膝の下までの深い雪ですぐに止まってしまいました。もっと下を向かなくちゃと思うけどそうは簡単に方向も変えられません。
スピードは出ないと分かっていても足に力が入って両ふとももがパンパンに疲れて来ます。ついに力尽きて尻餅をつくように転んでしまいました。深雪の中で転ぶとなかなか起き上がることができません。肩で呼吸しながら何度も休みながらやっとの思いで立ち上がりました。もうどんなことがあっても転べない、そう誓ったのであります。(笑)

半分くらい滑り降りたらその後の踏み固められたトレースは緩やかなのでボーゲンで滑ることができました。あまり斜度は感じなかったのですが、後ろから見ていたコーチは「すっごいスピードが出てたんだけど」と言って驚いていました。
確かにゴーグルをしていても涙が後ろに飛んでいくのが分かりました。でもとても気持ち良く滑れてここが1番楽しかったです。

キャンプ場に降りる、急だけど短い斜面があるのですが、スキー場のつもりで直滑降で滑り降りたらゲレンデとは違って下がデコボコだったので跳ね返されたように背中から転倒しました。ザックがなければかなり痛かったのではないかと思います。
ここでもなかなか起き上がることが出来なくて悪戦苦闘しているとボーダーの、ヒゲのおにいさんがやって来て「手を貸しますよ」と手を出されました。「甘やかさないで下さい」とお断りしたら「そこにいると邪魔だから、さあどうぞ!」と言われたので「邪魔だから」と言われたら立たない訳にはいかないので起こしてもらいました。

その後、白銀荘で温泉に入り前日から宿泊していたI上さんや○西の旦那さんとおしゃべりをしました。
○西さんの奥さんは初めて山でスキーに行った時、山の中で号泣したそうです。初めての山スキーはそれくらい大変なものなんですね。私も泣きたい気分でしたけど泣かなかっただけ偉かったかな?と思います。(^^ゞ

ここは自炊なので夜は自分たちで料理を作って食べました。





2005/01/30 (日) [朝里岳]

天気予報は大荒れなのに「中止」の連絡が来ないので「こんな日でも山に登るのだろうか?」と思いつつ山に登る用意をして出かけました。
山スキーデビューに選んだ山は「朝里岳」です。札幌国際スキー場のゴンドラ終点駅から1時間ちょっとで頂上に立てるし、急な斜面がないので初めてスキーで行くには最適な山らしいです。

江別を出るときは小雪がチラついていましたが、札幌に入ると青空が広がりちょっと期待できる雰囲気でしたが、南区に入り定山渓が近くなると雪雲が空を覆い始めます。
スキー場に着いた時には風が強く体感温度もかなり低くなって雪も降っていました。

ゴンドラの終点駅に降りるとそこはもう吹雪きでした。

天気が悪いので朝里岳の頂上を目指すのは諦めて山スキーの操作の仕方を覚える事にしました。
初めてシールを付けたスキーを履いて歩きます。「あれぇ〜滑んないヨ!」と思わず声が出ます。
シールを付けたスキーは上りでも後ろに下がることなく登ることができるし、下りでも滑りません。
次にかかとが上がるようにフリーの状態にしたり、斜度に合わせてヒールを上げて歩いたりしました。

その後、シールを外す練習です。スキーを脱ぐと足が太ももまで埋まります。その状態でシールを剥がし、丸めて上着の胸ポケットに入れて、またスキーを履くのですが、この作業がなかなか出来ません。(泣)
深雪の樹林帯の中を滑りますが思うように滑れないしなかなか難しいです。

風も強く雪も激しくなったのでゲレンデに戻って降りることにしました。
またここで今度はシールを貼る練習です。雪をしっかり踏み固めましたがスキーを脱ぐとやっぱり太ももまで埋まりました。丸めたシールはくっついてなかなか剥がれないし、やっと付けたと思ったらなかなかスキーが履けないし、「何が楽しくてこんなことやってんだろう…」とちょっと泣きたい気分です。少し歩いてゲレンデに出ると今度はまたシールを剥がします。防寒用のミトンをつけた手は自由に動かないし、ゴーグルを付けているので視野は狭し、魔女に魔法を掛けられて90歳のおばあさんにされたみたいでした。(笑)

初心者用のゲレンデを強風に背中を押されるようにして滑りましたが、途中でホワイトアウトも体験してスリルがありました。
このゲレンデは3年前にも来た事があって、その時はボーゲンでも恐くてすごい時間を掛けて何度も転んで降りた所でした。
今日はパラレルターンで途中休むこともなく楽しく滑ることができました。「もうあの時の私じゃないぞ〜!」と思いながら…(^^ゞ

山スキー初体験はシールを貼ったり剥がしたりが辛いけど深雪の中を歩くのはスノーシューとは違う楽しさがありました。
本物の山スキーデビューはお天気の良い日にしたいです。(笑
)








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